PHYSICAL TRAINERS INSTITUTE OF JAPAN

PTIについて ABOUT

岩崎 良純 氏

JCCA会長 トレーナーズスクエア株式会社代表
ATC 日本オリンピック委員会強化スタッフ

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コメント

運動指導者を志す皆さん、学校を出て、資格を取得し、既に道を歩み始めている皆さん
皆さんは今、ようやくスタートラインに立ったところです。今後、本物の指導者になっていくためには、実際の現場で様々な人と接し、多くのことに気付き、教科書には載っていない経験を積み重ねていく必要があります。皆さんが対峙するのは生身の人間、つまり、一人ひとりそれぞれの心と体の状態を有しているということです。多くの経験を通じて、成功と失敗を繰り返し、そのことが理解できて初めて、本物の成熟した指導者になったと言えるでしょう。(社)フィジカルトレーナー協会は、その考え方や道筋を示してくれる貴重な存在です。
これからは、ドクターと同様トレーナーも、クライアントから選ばれる時代です。どうか皆さん、相手の気持ちが分かる、ポジティブな運動指導のできるトレーナーになってください! そして、クライアントの目的を叶えて差し上げる、ドリームサポーターになってください!!

プロフィール

JCCA会長
トレーナーズスクエア(株)代表
ATC
日本オリンピック委員会強化スタッフ

長年プロバレーボールのトレーナーとしてご活躍。
その実績から、現在は、『トレーナーにコアコンディショニングとテーピングを』
『現場の選手にペップトークを』、『選手のご父母にアフターケアを』伝授するため
全国講演活動中。講演依頼は年に600回を超える。

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原 晋 氏

青山学院大学
特別研究員 陸上競技部長距離ブロック監督

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サッカーにはサッカーの、ランニングにはランニングのためのトレーニングがあります。短距離と長距離によってもやるべきことは変わります。その上、人間の体は千差万別、つまり、クライアントの求める結果を最大限、効率的に出すためには、高度な専門技術が必要ということです。そしてもう一つ、体だけでなく、心も強化しなければなりません。例えば、試合が近付くと選手の心理面もさまざまな変化を起こします。その部分のサポートも、フィジカルトレーナーは担っているのです。今後フィジカルトレーナーは、陸上などのスポーツ界はもちろん、高齢化社会という観点からも、幅広く必要とされていく職業であることは間違いありません。と同時に、クライアントと信頼関係を築くための良識や人間力といったものも、問われるようになってくることでしょう。どうかみなさん、社会に求められるトレーナーになるべく、たくさんのことをこのPTIで学び世の中の役に立ってください!

プロフィール

1967年広島県三原市出身。04年、長年低迷していた青山学院大学陸上競技部監督に就任。09年に33年ぶりの箱根駅伝出場を果たす。以後、9年連続出場。15年、青学史上初となる箱根駅伝総合優勝に輝く。16年、箱根駅伝2年連続総合優勝、および、39年ぶりに、1区から10区まで一度も首位を譲らない完全優勝という快挙を達成。そして17年、箱根駅伝3年連続総合優勝。大学3大駅伝である出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の優勝により、大学駅伝3冠という快挙も同時に成し遂げる。3連覇3冠の同時達成は史上初。ビジネスの経験を生かした「チームづくり」「選手の育成」で陸上界の常識を破り、快進撃を続ける。主な著書に、『フツ――の会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉』(アスコム刊)などがある。

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藤井 瑞希 選手
垣岩 令佳 選手

ロンドンオリンピック銀メダリスト

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私は、怪我をするまでは、本当の意味で自分の体と向き合ったトレーニングができていなかったと感じています。長距離走、ダッシュ、ウエイトトレーニングといったルーティンに意義を見出せず、どうしても好きにはなれませんでした。それはバドミントンという競技に直接役立つ実感がなかったからと、今では理解しています。筋肉とか骨格とか、パーツとして体を考えたことがなかったから、「これをやったから、これにつながった」とは、なかなか感じることができなかったのです。(藤井選手)
中野さんとトレーニングを始めて、求めている身体が少しずつ出来上がってくるのを体感し、その意識は大きく変わっていきました。プレーに必要な筋肉を細かく作っていくトレーニングを、「何のために、どうプレーに役立つのか」という論理的な説明と共にしてくれるのも、大いにモチベーションへと繋がりました。(垣岩選手)
身体ができてくるとともに徐々にプレーに余裕が出てきて、今では怪我をする前よりも何倍も満足いくプレーヤーになれたと実感しています。思い通りの動きができる身体を得て、頭に思い描いた理想的なプレーを実践できる喜びは、私にとって何物にも代えがたいものでした。(藤井選手)
アスリートはもちろんのこと、理想の体を手に入れたいと願っている人は世の中に大勢いると思います。どうか皆さん、フィジカルトレーナーとしてその願いを叶えてあげてください!
私達がトレーニングに対し真剣に、そして楽しく向き合えるようになったのは、トレーナーとトレーニングへの確かな信頼があったからに他なりません!

プロフィール

垣岩選手が高校1年生時より1学年上だった藤井選手とペアを結成し、全国高校総体のダブルス・団体戦優勝に貢献。
フジカキペアは2012年のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得し、バトミントン界初のメダリストとなる。
その後藤井とのペアを解消するも、2017年2月に再結成する、新たなフジカキとして2020年東京オリンピックに向け再始動した。

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古屋 武範 氏

株式会社クラブビジネスジャパン代表取締役

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その限界を打ち破れ、クライアントが求める結果の実現を
「それは私の専門領域ではないので、対応できません。」
「課題があいまいなので、対応できません。」
「私が提供しているサービスはここまでです。」
「結果や成果については、お約束できません。」
「それは、あなた自身の問題で、私には関係ありません。」
これは、最近、私がいくつかの会社にある問題の解決について要望を伝え、それに対してどんなことができるかを訊いたときの先方からの返答です。
トレーナーのなかにも、クライアントから何らかの要望を訊いて、このような返答をしている人はいませんか?
クライアントともに、ゴールを確認し、現状を知り、ゴールを実現するために克服しなければいけないギャップ(課題)を見つけ、ゴールからバックキャスティングしてロードマップを描き、資源をコントロールしながら、一つひとつステップを踏んで課題を克服しながら、ゴールに近づいていくことは、ビジネスの世界でも、スポーツやトレーニングの世界でも同じではないでしょうか。
でも、最近、クライアント視点で、このように考えて、実行をサポートし、結果につなげることができる人がとても少なくなっているように思え、心配しています。自分本位で、狭い範囲でしか思考できず、結果を担保できない、あるいはそこから逃げようとする人が多くなっているように思うのです。
これから一般社団法人フィジカルトレーナー協会が取り組んでいこうとしていることは、トレーナーが、あくまでクライアント本位で考え、情熱と想像力をもって自身の能力の限界を打ち破り、ゴールの達成するために最適なソリューションやサポートを提供していく姿勢やマインドセット、基本的な考え方をもてるようにするものだと確信しています。
その取り組みは、きっと日本のスポーツ界やトレーニング界の明日を明るくすることでしょう。
協会の発展を心から期待しています。

プロフィール

株式会社クラブビジネスジャパン代表取締役。『フィットネスビジネス』編集発行人。
一般社団法人日本フィットネス産業協会(FIA)理事。」世界のフィットネス業界の動きをウォッチし続け、日本のフィットネス業界に未来像を示す編集者。
HRSAアンバサダー。フィットネスベンチャー研究会共同主宰。
SPORTEC共同代表。1962年生まれ、早稲田大卒。主著に『エイムの挑戦』ほか。

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山下 佐知子 氏

元日本陸連女子マラソンオリンピック選手
現第一生命グループ女子陸上部監督

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選手を強化育成する立場になって20年余、まるで喜怒哀楽の波に乗ってサーフィンでもしているかのような刺激的な日々を重ねてきました。指導年数や実年齢からすれば私はそろそろベテランの域に達すると思うのですが、困った事に経験を積めば積むほどにわからない事が増えてくるように感じます。
フィジカルトレーニングについても然りで、自分の選手時代の知識だけで手取り足取り指導していた時期も有ったのですが、日本代表レベルの選手が複数出てきて世界の舞台で戦うという目線で選手の特性に向き合うようになると、身体の構造や動作にいかに自分が無知なのかを痛感するようになりました。そういった事もあり、リオ・デ・ジャネイロオリンピックを目指す過程の中では、中野ジェームズ修一氏にご指導を請い、選手強化の一翼を担って頂きました。非常に分かり易く的確な道筋を示して頂き、このご縁が無ければうちのチームからマラソンの日本代表は出ていなかったと思います。
アスリートに限らず、人が自立して生きていく為には、自分の意志で身体を動かさねばなりません。身体を整え、鍛える事はどんな時も、何歳になっても出来る事ですし、少子高齢化が加速度を増している今の日本にとって“中高年の筋力アップ”は急務と言っても過言ではないでしょう。人の個性に寄り添い、ニーズに応えられるフィジカルトレーナーが沢山輩出され、日本全国津々浦々でご活躍される日がくるよう願っています。

プロフィール

1964年8月20日生まれ 鳥取市出身
1987年 鳥取大学教育学部卒業
1987年~1994年 京セラ(株)にて選手として競技活動
1994年 第一生命保険株式会社 入社
1996年 〃 女子陸上競技部監督に就任
(2016年11月日本陸連女子マラソンオリンピック強化コーチ就任)

【主な選手実績】
1991年 名古屋国際女子マラソン優勝
〃 年 東京世界陸上選手権女子マラソン 銀メダル
1992年 バルセロナオリンピック女子マラソン4位
その他、全日本実業団駅伝優勝、横浜国際女子駅伝日本代表、世界クロスカントリー日本代表 等。

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佐藤敏彦

青山学院大学特任教授
医療法人江東健診クリニック名誉院長

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少子高齢化が益々進むわが国においては、できるだけ多くの人々が天寿を全うするその日まで元気で自立した身体を維持することが必要になります。このような社会において「トレーナー」の役割は今後さらに重要かつ多岐にわたるでしょう。自分ではわかっていてもなかなかできない「行動変容」を人々に起こす方法の開発がこれからの公衆衛生の重要課題ですが、「トレーナー」こそがその役割を担うのにふさわしいと考えています。クライアントの課題を分析した上で、具体的な目標を設定し、適切なコミュニケーションにより、行動変容を促し、維持させる。アスリートのみならず、すべての人々に必要とされる「トレーナー」の育成をめざすPTIに期待しています。

プロフィール

慶應義塾大学医学部卒業、米国ピッツバーグ大学公衆衛生大学院修了後、東京女子医科大学専任講師、世界保健機関ジュネーブ本部サイエンティスト、北里大学医学部教授等を経て、現在は青山学院大学特任教授(スポーツキャリアプログラム担当)、医療法人江東健診クリニック名誉院長。
青山学院大学では大学アスリートのセカンドキャリアのための教育プログラムを担当、健康寿命延伸に寄与する人材の育成に努めている。江東健診クリニックでは地域の健康増進を目標に「メディカルフィットネス」を含めた一体型の健康増進施設の運営を指揮している。

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